点字図書館だより「あい」 No.165 2025年8月 社会福祉法人東京ヘレン・ケラー協会点字図書館 〒169-0072 東京都新宿区大久保3-14-20 TEL 050-3540-8281 FAX 03-3200-0982 E-mail toshokan@thka.jp ホームページ https://www.thka.jp/ 開館時間 9:00〜17:00/休館日 土日祝日 -------------------------------------------------- 目次 ●話題の本 ― テレビドラマ原作 ●ポシェット  ○寄贈資料についてのお知らせ ●点字・録音図書追加目録 No.215 2025年6月・2025年7月  ○【点字図書】 12タイトル  ○【デイジー図書】 33タイトル -------------------------------------------------- ●話題の本 ― テレビドラマ原作  「能面検事」 中山七里 著  大阪地検一級検事・不破俊太郎。ストーカー殺人事件を調べるうちに、容疑者のアリバイは証明され、捜査資料の一部紛失が発覚。やがて事態は大阪府警全体を揺るがす一大スキャンダルへと発展し…。  「最後の鑑定人」 岩井圭也 著  元科捜研の異端児・土門誠は民間の鑑定所を開設する。ある日、殺人事件の被告人を調べたDNA鑑定が持ち込まれる。客観的な情報から土門は衝撃的な仮説を導き出し…。  「舟を編む」 三浦しをん 著  辞書編集部に異動した馬締は「大渡海」の編纂を始める。個性的すぎる仲間たち、問題山積みの編集部、ままならぬ恋…。愛すべき変人たちが恋に仕事に右往左往。「大渡海」は編み上がるのか?  「母の待つ里」 浅田次郎 著  家庭も故郷もない還暦世代の3人の男女の元に舞い込んだ「理想のふるさと」への招待。半信半疑で向かった先には、かけがえのない「母」との出会いが…。  「あおぞらビール」 森沢明夫 著  ボートで川下りをしたら滝に落ちそうになり、露天風呂で裸になったらアブの大群に襲われ…。アウトドア遊びや貧乏旅で、著者と悪友たちが遭遇した抱腹絶倒の珍事件を綴った青春エッセイ。 ●ポシェット  ○寄贈資料についてのお知らせ 次のような資料が届いています。ご希望の方は、当館へお申し込みください。ただし、保管期間は2025年10月末までとなります。 【貸し出し】  「東京都障害者差別解消法ハンドブック」 東京都福祉局 点字版、テープ版、デイジー版  「PRIME観光都市・東京」 東京都福祉局 点字版、テープ版、デイジー版  「ふれあい らしんばん 第103号」 内閣府政府広報室 点字版  「明日への声 Vol.103」 内閣府政府広報室 一般CD版  「月刊みんぱく 2025年6月・7月号」 国立民族学博物館 デイジー版 【さしあげます】  「NHKラジオ放送番組時刻表(ラジオ第1・第2・FM)」 点字版 1部  「NHKテレビ放送番組時刻表(総合・Eテレ)」 点字版 1部  「NHK放送番組時刻表」 デイジー版 5部 ------------------- ●点字・録音図書追加目録 No.215 2025年6月・7月  ※書名のまえの数字は、この目録での図書ナンバーです。貸し出しのお申し込みの際に、目録の号数とあわせてご利用ください。  ※図書ナンバーの先頭には、#を付けています。  ※タイトルごとに、書名、副書名、シリーズ名、著者名、巻数(収録時間)、原本発行者、原本発行年、製作者名、内容紹介の順に記載しています。自館製作図書は、製作者名を省略しています。  ○【点字図書】 12タイトル    医学(2タイトル)  #1 100年骨 〜「骨粗しょう症ドミノ」をくいとめろ!  斎藤 充 著 2冊 サンマーク出版 2025年  骨粗しょう症の最新のサイエンスを紹介するとともに、骨折・寝たきり・認知症へのドミノを防ぐ「栄養」「運動」「検査」を解説する。  #2 いのちのめがね 〜眼鏡屋さんが明かすパフォーマンス向上法  灰谷 孝 著 2冊 PHP研究所 2024年  まぶしさが原因で体のバランスが崩れることを説明し、体幹を整えるカラーレンズ眼鏡の効果、子どもの成長からわかる目の働きなどを解説。 社会科学(3タイトル)    #3 池上彰の経済学入門  池上 彰 著 2冊 筑摩書房 2025年  経済学は、世の中を冷静に分析し、人々の幸せを考える学問。市場、貨幣、景気、資本主義、株式会社などのキホンの仕組みや考え方を、身近な例をあげてわかりやすく解説する。  #4 ケアしケアされ、生きていく  竹端 寛 著 3冊 筑摩書房 2023年  他人に迷惑をかけていい! 弱者のための特別な営みではない。社会の抑圧や呪縛から抜け出して、お互いがケアし合う関係になろう。  #5 チャイルドヘルプと歩んで 〜虐待児童を救い続けるアメリカ最大の民間組織に日本が学べること  廣川まさき 著 5冊 集英社 2022年  児童虐待に悩むアメリカで、世界最先端モデルと称賛されるNPO「チャイルドヘルプ」。組織の驚愕の内部を、初の本格取材で明らかにし、普通の市民にできる解決の道を提言する。 自然科学(1タイトル)  #6 アリの放浪記 〜多様な個が生み出す驚くべき社会  オドレー・デュストゥール、アントワーヌ・ヴィストラール 著 丸山 亮 訳 丸山宗利 日本語監修 7冊 山と溪谷社 2025年  地球上に2万種存在するともいわれているアリの魅惑的な社会生活を、世界的アリの研究者が紹介する。巣の外に出て食べ物を探し求めるアリ「採餌アリ」に焦点を当て、アリたちの視点で世界を見る。 芸術(1タイトル)  #7 触って楽しむ模様  桜雲会『触って楽しむ模様』編集委員 編集 大内 進、南谷和範 監修 1冊 桜雲会点字出版部 2025年  タータンチェック、ペイズリー柄、ボタニカル柄など、衣服や家具など日常生活に使われる模様や柄を触図を使って解説する。 文学(5タイトル)   #8 美しき凶器  東野圭吾 著 4冊 光文社 1997年(点訳グループ「いちご」 製作)  世界的に活躍した男女四人のスポーツ選手が、ある男を殺した。足のつかない犯罪を実行したはずの彼らだが、一人、また一人と何者かに襲われていくー。   #9 恋せぬふたり  吉田恵里香 著 4冊 集英社 2024年  誰にも恋愛感情を抱かず、性的にも惹かれない兒玉咲子と高橋羽。ふたりが自分たちなりの生き方を模索すべく始めた共同生活。その先にある、それぞれの「幸せ」のあり方とはー。  #10 求めよ、さらば  奥田亜希子 著 3冊 KADOKAWA 2025年  翻訳家の志織は34歳。夫は「理想の旦那」と言われ、夫婦生活は安定していた。そんなある日、夫が失踪。「自分は志織にひどいことをした、裏切り者だ」という手紙が残されていた…。  #11 よろずを引くもの(お蔦さんの神楽坂日記 [4])  西條奈加 著 3冊 東京創元社 2024年  花屋の央子が連れてきた幼い兄妹。しかし母親の姿はなく…。神楽坂で起こる事件を、もと芸者のおばあちゃん・お蔦さんと孫の望が痛快に解決する短編集。シリーズ第4弾。  #12 新しい自分の見つけ方  五木寛之 著 2冊 NHK 出版 2023年(鹿児島県視聴覚障害者情報センター 製作)  作家・五木寛之のNHK「ラジオ深夜便」の語りを再構成した、人生百年時代の後半生を快活に過ごすための道案内。 ---  ○【デイジー図書】 33タイトル            医学(3タイトル)  #13 病理医が切実に伝えたい 病気の仕組みと予防の正解  峰 宗太郎 著 8時間47分 マガジンハウス 2024年(奈良県視覚障害者福祉センター 製作)  その健康法は本当に正しい? 病理専門医であり薬剤師でもある著者が「病気」についての基礎知識と、「予防」についての具体的な方法をまとめた1冊。  #14 患者が知っておきたい正しい糖尿病  金崎聖伸 著 5時間17分 幻冬舎メディアコンサルティング 2024年(宮城県視覚障害者情報センター 製作)  糖尿病の基礎知識や原因、治療法など、患者が知っておきたい知識を専門医が解説する。  #15 「生きる」ためのがんとの付き合い方 〜緩和ケア医師ががん患者になってわかった  廣橋 猛 著 5時間57分 あさ出版 2024年(秋田県点字図書館 製作)  がん患者やその家族に向けて、がんと宣告された緩和ケア医師が必要な知識とノウハウを医師・患者両視点から解説する。 総記(1タイトル)  #16 書店員は見た! 〜本屋さんで起こる小さなドラマ」  森田めぐみ 著 4時間41分 大和書房 2024年(日本点字図書館 製作)  孫に頼まれた『名を名乗れ』という本、認知症の妻に読み聞かせる本…。現役書店員が、客のリクエストに対してお勧めした本とともに綴る、小さな物語。 自然科学(1タイトル)  #17 トコトンやさしいコラーゲンの本  野村義宏 著 9時間7分 日刊工業新聞社 2023年(厚労省委託:日本ライトハウス 製作)  古くからさまざまな用途に利用され、近年は化粧品や医薬品、健康食品としても活用が進むコラーゲン。その生成や機能、働きなどについて、わかりやすく解説する。 文学(14タイトル)  #18 ファーストキス  坂元裕二 著 3時間48分 KADOKAWA 2025年  結婚して15年目、不仲だった夫が事故で死んだ。残された妻がタイムトラベルで過去に戻ると、彼女と出会う直前の夫の姿があった。夫に再会した彼女は、もう一度彼と恋に落ちる…。  #19 命の砦  夏川草介 著 10時間14分 小学館 2024年(小樽市点字図書館 製作)  呼吸器内科医も感染症専門家もいない病院の院長は横浜港に停泊中のクルーズ船内の新型コロナ患者の受け入れを決める…。「臨床の砦」続編。  #20 医療過誤弁護士銀子  富永 愛 著 6時間42分 産労総合研究所出版部経営書院 2024年(小樽市点字図書館 製作)  夫が死亡し手術ミスを確信する妻は、医療専門弁護士の銀子に弁護を依頼。その病院は、銀子がはじめて医療訴訟を戦った病院だった…。  #21 お勝手のあん 10 あらたなる日々  柴田よしき 著 6時間40分 角川春樹事務所 2024年(愛媛県視聴覚福祉センター点字図書館 製作)  料理人として紅屋に雇われたおやす。大旦那さまのご隠居祝いの宴が、料理人としてのお披露目の場となる。果たしてお客を満足させられるのか? シリーズ第10弾。  #22 オーリエラントの魔道師たち 〜Scribe in the Darkness  乾石智子 著 7時間29分 東京創元社 2013年(吹田市立千里山・佐井寺図書館 製作)  自らのうちに闇を抱え、人々の欲望の澱をひきうけ、黒い運命を呼吸する、それが魔道師。人はいかにして魔道師となるのか…。〈オーリエラントの魔道師〉シリーズ。  #23 太陽の石  乾石智子 著 8時間56分 東京創元社 2015年  コンスル帝国の最北西の村で、拾われっ子ながら両親と姉に慈しまれて育った少年デイス。ある日彼が見つけた肩留めが、眠れる魔道師を目覚めさせることに…。〈オーリエラントの魔道師〉シリーズ。  #24 昨日への誓い (警視庁総合支援課 3)  堂場瞬一 著 11時間37分 講談社 2024年(小樽市点字図書館 製作)  支援課が初めて出会った「被害者家族」が亡くなった。故人と密に交流を続けていたOB・大岡が、不可解な失踪を遂げる…。シリーズ第3弾。  #25 銀座「四宝堂」文房具店 4  上田健次 著  7時間55分 小学館 2024年(小樽市点字図書館 製作)  銀座の文房具店「四宝堂」の店主の宝田硯のもとには、今日も様々な悩みを抱えたお客が訪れる。そんなある日、硯は幼馴染の縁談を突然知らされる…。シリーズ第4弾。  #26 殺しの影 (はぐれ武士・松永九郎兵衛[3])  小杉健治 著 6時間2分 幻冬舎 2023年(香川県視覚障害者福祉センター 製作)  旅籠屋の舟吉に用心棒を頼まれた浪人の九郎兵衛。舟吉の周辺を探ると、大塩平八郎の乱や印旛沼干拓をめぐる対立など、殺しと幕府との関係が露わになる…。シリーズ第3弾。  #27 助太刀のあと (素浪人始末記 1)  小杉健治 著 6時間25分 文藝春秋 2023年(香川県視覚障害者福祉センター 製作)  平八郎は、義弟から仇討ちの助太刀を頼まれるが、道中で何者かの妨害を受けるー。仇討ちの刻限が迫るなか、平八郎は無事に本懐を遂げることができるのか…。  #28 同業の女 〜髪結いお照晴雨日記  坂井希久子 著 7時間39分 徳間書店 2024年(小樽市点字図書館 製作)  女髪結いが咎められる世。お照が同業であると告げ口した女の死体が見つかる。人殺しの濡れ衣を着せられたお照は、真の下手人を捜すよう命じられる…。  #29 春待ち同心 3 不始末  小杉健治 著 5時間50分 コスミック出版 2024年(小樽市点字図書館 製作)  定町廻り同心・伊十郎のもとに、幼子を抱いた女が現れた。その子の父親は伊十郎だという。身に覚えはないが、行くあてのない母子を一時的に引き取ることに…。シリーズ第3弾。  #30 迷うな女性外科医 (泣くな研修医 7)  中山祐次郎 著 7時間 幻冬舎 2024年(旭川点字図書館 製作)  手術の腕を上げることに夢中な女性外科医・玲は、新人時代に憧れた辣腕外科医の主治医を命じられる。病名はステージ4の癌だった…。シリーズ第7弾。  #31 蘭医繚乱 〜洪庵と泰然  海堂 尊 著  14時間54分 PHP研究所 2024年(日本点字図書館 製作)  大坂に「適塾」を創った緒方洪庵と、佐倉に「順天堂」を起ち上げた佐藤泰然。江戸時代後期を舞台に、二人の蘭方医が天然痘撲滅に挑む、歴史医療小説。 厚労省委託図書「青少年読書感想文全国コンクール課題図書」(14タイトル)  #32 鳥居きみ子 〜家族とフィールドワークを進めた人類学者  竹内紘子 著 4時間34分 くもん出版 2024年(日本ライトハウス 製作)  夫や家族と共に探検のようなフィールドワークを進めた鳥居きみ子は、人類学の中でも、昔から伝わる生活・風習・伝説等を調べる民族学を切り開く…。きみ子の生涯を描く。  #33 ワレワレはアマガエル  松橋利光 文 46分 アリス館 2024年(日本ライトハウス 製作)  アマガエルのくらしを知っている? ギャッギャッという声のひみつや、産卵からおたまじゃくしになり、冬眠するまでを、アマガエルが楽しく自己紹介する絵本。  #34 もった2℃で… 〜地球の気温上昇がもたらす環境災害  キム・ファン 文  34分 童心社 2024年(日本ライトハウス 製作)  地球の平均気温が2℃あがると、環境災害がはじまる。地球温暖化による環境の変化がもたらす生きものたちへの重大な危機を、わかりやすく表現した絵本。  #35 とびたて!みんなのドラゴン 〜難病ALSの先生と日明小合唱部の冒険  オザワ部長 著  3時間45分書店 2024年(日本ライトハウス 製作)  人前でしゃべれない内気な女の子が出会ったのは、難病をわずらう先生だったー。仲間たちと力を合わせ、夢の舞台に挑んだ感動の物語。  #36 ふみきりペンギン  おくはらゆめ 作 1時間31分 あかね書房 2024年(日本ライトハウス 製作)  ゆうとはペンギンの話を、ななこは鏡のライオンを、聞いたり、見たり、感じたり…。「ふつうとは?」を決めつけず「自分らしさ」を肯定する、ある町の小学3年生の物語。  #37 ぼくのねこポー  岩瀬成子 作 31分 PHP 研究所 2024年(日本ライトハウス 製作)  学校からの帰り道、ねこを家に連れて帰った。ぼくの家のねこになってくれたらいいな、と思っていたけれど、仲良くなった転校生から、引っ越した日にねこが逃げ出したことを聞いた…。  #38 ライオンのくにのネズミ  さかとくみ雪 作 46分 中央公論新社 2024年(日本ライトハウス 製作)  ライオンのくにに引っ越したネズミの家族。使う言葉も習慣も体の大きさも違う彼らは、お互いにわかりあうことができるのか…。  #39 わたしは食べるのが下手  天川栄人 作 5時間46分 小峰書店 2024年(日本ライトハウス 製作)  給食の時間に気持ちが悪くなった葵は、保健室でクラスの問題児・咲子に「たぶん君、会食恐怖症」と言われる。実は咲子も食に関わる悩みを抱えていた。そんな2人は給食改革に乗り出す…。  #40 ともだち  リンダ・サラ 作 しらいすみこ 訳 32分 ひさかたチャイルド 2024年(日本ライトハウス 製作)  ぼくとエトは、なかよし。ある日、知らない男の子が仲間に入れてほしいとやってきた。エトは「いいよ!」と言ったけど…。新しい友達が現れ、揺れる「ぼく」の気持ちを描いた物語。  #41 バラクラバ・ボーイ  ジェニー・ロブソン 作 もりうちすみこ 訳 1時間42分 文研出版 2024年(日本ライトハウス 製作)  バラクラバ帽をかぶった転入生のトミーがやってきた。なぜトミーは帽子をかぶってるの? ぼくとドゥミサニの退屈な日々は、「バラクラバ・ボーイ」によって大きく変わる…。  #42 マナティーがいた夏  エヴァン・グリフィス 作 多賀谷正子 訳 9時間13分 ほるぷ出版 2024年(日本ライトハウス 製作)  11歳の夏休み、ピーターの目標は「生き物発見ノート」を完成させ、おじいちゃんの世話をし、けがをしたマナティーを守ることだったー。変化に向き合う勇気をくれる、ひと夏の成長物語。  #43 森に帰らなかったカラス  ジーン・ウィリス 作 山崎美紀 訳 6時間53分 徳間書店 2024年(日本ライトハウス 製作)  ミックはケガをしたカラスのひなを助けた。ひなはミックになつき、やがて地域の人気者になる…。のちにロンドン動物園の主任飼育員となった少年の、実話にもとづく心あたたまる物語。  #44 夜の日記  ヴィーラ・ヒラナンダニ 著 山田 文 訳 7時間59分 作品社 2024年(日本ライトハウス 製作)  独立とともに、ふたつに分かれてしまった祖国。ちがう宗教を信じる者たちが互いを憎みあい、傷つけあう。少女は亡き母にあてて、揺れる心を日記につづる…。  #45 ねえねえ、なに見てる?  ビクター・ベルモント 文 金原瑞人 訳 42分 河出書房新社 2024年(日本ライトハウス 製作)  科学者のママ、ゲーム好きのパパ、音楽家のおじさん…。同じ場にいても、見ているもの、その見え方は全く違う…。多様性と共感について知る絵本。 ---