当協会恒例となった「夏休み施設1日公開」が8月24日(水)、3階ホールをメーン会場に開かれ、60人を超す来場者でにぎわいました。
このイベントは、地域の人たちや子供たちに施設を一般公開することで、もっとヘレン・ケラー協会の各施設を知っていただこうと、昨年、点字図書館開館30周年を記念して始まったものですが、今年はヘレン・ケラー学院も参加して学院生による「無料マッサージ体験コーナー」を新たに始めたこともあって、朝からたくさんの参観者が訪れました。
今年特に目立ったのは子供たちの姿。中には小学校2年生の子供たちが母親と一緒にどっと訪れ、点字の仕組みや読み方、さらに書き方まで熱心に勉強、最後はきれいなリボン付きのしおりに自分の名前を点字で書いて持ち帰るなど、夏休み終盤のイベントをたっぷり楽しんでいました。
今回のイベントを手伝ってくれたのがヘレン・ケラー協会点字図書館で活動するボランティアグループの皆さんで、企画から設営まで大活躍。アイデア豊かな人、レイアウトに素晴らしい腕前を見せた人、先生さながらに丁寧な指導ぶりを発揮した人など、それぞれが持ち前のセンスを発揮してイベントを盛り上げ、成功の立役者になってくれました。