当協会の本館(ヘレン・ケラー学院)と新館(点字図書館、点字出版所の半分)はこれまでも屋内禁煙だったが、点字出版所の残り半分が入居する毎日新聞社早稲田別館は地下食堂や1階ガレージでの喫煙ができた。
ところが、この3月1日からそちらも禁煙となり、地下食堂の厨房跡を間仕切りして喫煙室にし、換気扇を午前7時から午後9時まで稼働させ、喫煙者は喫煙室に入り、ドアを完全に閉めてから喫煙することになった。これまで許されていた屋上やベランダでの喫煙もなぜか禁止された。
私が禁煙したのは平成15年(2003)の3月だったので、もはや15年になんなんとする。同年4月1日から点字出版所が全面禁煙になると聞き、煙草を吸うたびにベランダに出ていたのでは仕事にならないと思い禁煙した。この協会の「屋内全面禁煙」は健康増進法が平成15年5月1日に施行されるため、それを先取りしたものだった。
今回の早稲田別館の「禁煙・分煙」も今国会に受動喫煙対策を盛り込んだ健康増進法改正案が提出される予定なので、それを先取りしたものだ。
ご時世である、「受動喫煙防止のために、原則屋内全面禁止(厳格な分煙)」は今や愛煙家さえもが反対できない錦の御旗で、もちろん新聞各社も「社説」で同工異曲の右へならえで主張する。今やマイノリティー化した汚くて臭いスモーカーは風前の灯火で、いじめにも似た社会的抑圧は「喫煙非合法化」まで続くのだろうか。
正義の言辞には常に眉に唾つけて聞くへそ曲がりの私は、「そういえば、禁煙キャンぺーンを世界で初めて実施したのは、あのナチスであった」などと思いだす。「汚職で国は亡びないが、正義で国は亡ぶ」という箴言を、我々は噛みしめるべきではないだろうか。
ところで、当点字出版所に立ち寄る視覚障害愛煙家の中には、まずは1階ガレージに寄って一服してから顔を出す人もおられるが、禁煙なのでくれぐれもご注意いただきたい。(福山)
「ヘレンケラー・サリバン賞」は、視覚障害者の福祉・教育・文化・スポーツなど各分野において、視覚障害者を支援している「晴眼者」にお贈りする賞です。これは、「視覚障害者は、何らかの形で晴眼者のサポートを受けて生活している。その支援に視覚障害者の立場から感謝の意を表したい」との趣旨で、当協会が1993年に創設、今年で25回目となります。なお、同賞の名称は、ヘレン・ケラー女史と同女史を生涯支え続けたアン・サリバン女史の名に由来します。選考は、視覚障害者によって推薦された候補者の中から、当協会が委嘱する視覚障害者の選考委員によって行われます。受付は6月末日(必着)まで。発表は本誌10月号で行い、受賞者には本賞(賞状)と副賞(ヘレン・ケラー女史のサインを刻印したクリスタルトロフィー)をお贈りします。推薦書をご希望の方は、当協会(03-3200-1310)までご請求ください。多くの方からのご推薦をお待ちしております。
3月4日(土)13時30分〜17時、日本点字図書館において、視覚障害リハビリテーション協会(視覚リハ協会・吉野由美子会長)は、新規事業検討委員会研修会として「就労! 今、何が課題か?」のタイトルで、参加者60人余の参加で、視覚障害者の雇用をさらに進めるための方策について議論した。
第1部の基調講演では障害者の職業紹介を行う(株)ユニバーサルスタイル代表取締役初瀬勇輔氏が登壇。大学在学中に緑内障を発症した同氏は、中心視野が欠損しており今は文字が読みづらく、人の顔も部分的にしか分からない。障害者のための人材紹介会社を始めたきっかけは、就職活動を通じた厳しい実体験だった。
視覚障害者柔道大会で日本一になり、2006年世界選手権大会出場も内定していたので、彼は何社からも内定をもらえるはずだと思っていた。しかし、障害者雇用枠でエントリーシートを提出したにもかかわらず、なんと120社から書類選考で落とされた。視覚障害と書くだけで、面接すらしてもらえなかったのだ。結局、面接に応じた2社のうち、大手人材派遣会社テンプスタッフグループの特例子会社に就職し、知的に障害のある社員のマネジメントを担当。自分の就職活動の経験と現在の会社を起業した。
障害といっても身体、知的、精神と大きく3分類され、人事担当者のイメージする障害者は、配慮のいらない内部障害者だったり、知的障害者だったり、車いす使用者だったりする。そうした障害者と視覚障害者は競争しなければならないという厳しい現実がある。
また、これまで精神障害者はみなし雇用であったが、これからは障害者雇用にカウントされる。それに伴い、障害者雇用促進法の法定雇用率が2018年以降上昇する。2023年にはおそらく3%あるいはそれ以上になり、100人以下の中小企業にまで拡大し、少子高齢化を迎えるので、彼は売り手市場になるだろうと予測する。そうなれば、視覚障害者の企業での活躍の場もより広がるのではないかと期待を込めた。
さらに、2016年4月から施行された障害者差別解消法に言及し、同法では、企業に合理的配慮努力義務が課されており、身体障害者手帳の公布が受けられないロービジョンの社員も、過剰な負担でないかぎり、拡大読書器などを購入してもらえるのではないかと述べた。
最後に、パラリンピアンズ協会の理事でもある初瀬氏は、「2020年の東京オリンピック・パラリンピックを機会に、障害者が社会参加しやすいユニバーサルな夢が持てる社会を共に築いていきましょう」と呼びかけ、講演を締めくくった。
第2部では、視覚障害者を雇用している起業の人事やCSR(企業の社会的責任)担当者が、仕事内容等について紹介した。
1人目は、医療社団法人済安堂井上眼科病院グループ人事総務部の矢野祝氏。矢野氏は、企業内ジョブコーチの資格もとり、視覚障害職員の相談や職域拡大の手伝いをしている。同病院は看護士資格を有するロービジョンの女性を初めて採用。同病院はロービジョンケアを積極的に行っており、当事者である彼女が、アイパッドやアイフォーンの視覚障害者用アプリや機能の使い方を患者さんに教えるというITサポート業務に当たり、「当事者から丁寧に教えてもらってとてもいい」と好評を博した。彼女は、普段から誰とでもスムーズにコミュニケーションをとることができるため、例えば、他部署へのパソコンの修理の依頼等も自分でしている。さらに、自己研鑚にも積極的で、ピアカウンセリングを学ぶと共に、産業カウンセラーの資格取得の勉強もしている。同病院は、ITサポート業務が軌道に乗り始めたころ、職域拡大や仕事の効率化のために、東京障害者職業センターにジョブコーチを依頼し、週2、3日のペースで相談等にあたってもらった。
矢野氏は、彼女が業務のひとつである議事録作製のために会議に参加することで、発言者がまず名前を言ってから発言するようになり、視覚障害者への理解が職員の間で広がったという。
2人目は、ソフトバンク(株)CSR企画部企画1課課長の木村幸絵<ユキエ>氏が、ソフトバンクの障害者雇用について説明した。同社では、視覚障害者を25人雇用しており、重度の視覚障害者はヘルスキーパーとして、軽度の視覚障害者は事務職として勤務している。業務は社内LANを介して行っているが、スクリーンリーダーに対応していないものもあるのが悩みの種。
ユニークな取り組みとして、ソフトバンクは東京大学先端科学技術研究センターと連携し、「ショートタイムワーク制度」を導入している。これは障害者雇用には当たらない長時間勤務の困難な発達障害者や精神障害者が、週4時間、月16時間から勤務するというものだ。制度を導入したことで、これまで就職できなかった20〜40歳代の障害者が職に就けたという。また、木村氏は、同制度を他の企業にも広げ、将来的には国の制度として定着するよう、働きかけたいと抱負を語った。
3人目は、バークレイズ・サービセス・ジャパン・リミテッド人事部長の鶴尚美氏。同社は企業を対象にしたグローバルに展開する金融機関だ。世界各地に支社があり、東京支社には28カ国550人が勤務する。社内の公用語は英語で、金融についての専門知識を必要とするので、障害者にどのような職を与えられるか当初は苦慮した。
そこで人事部では、通常業務、スポーツといった能力の発揮、障害当事者への理解をはかる研修を業務に組み入れた。現在、証券会社部門で、人事部に視覚障害者1人、車椅子使用者4人が勤務している。多文化・多様性を重んずる社風があるため、障害の有無にかかわらずみんなが尊重される環境をつくりたい、障害者への理解と障害者雇用を推進するという目的で、社内で「リーチ」という団体を2011年に立ち上げた。リーチでは、障害当事者が主体となり、勉強会を重ねている。視覚障害者については、アイマスクをしてみんなでジュースを飲んだり、視覚障害とはどんな障害か、人事部に採用された人が視覚障害ボウリング選手ということで、ボウリング大会なども行っている。
鶴氏は、障害者採用は会社にとって計り知れないメリットがあると主張。障害のある人がそれをいかに乗り越えて生活しているかを聞くことで、生き方自体が変わったり、リーチの活動を通じ、障害者への配慮や改善の声が社員からあがるようになったり、パラリンピックや世界大会で活躍することで、社内に一体感がうまれたと言う。人事部で全盲の社員を採用し、採用面接に同席してもらい、視覚的に惑わされがちなところを、全盲という強みを活かし、内面を見て採用できるようになったことがなによりだと感謝していた。
4人目は、あいおいニッセイ同和損害保険(株)人事部人事グループ担当次長の小谷彰彦氏。同社には1万8,000人の社員がおり、全国展開している。これまでは、法定雇用率達成を目標に軽度障害者を採用してきた。しかし、今後の雇用率上昇と少子高齢化による採用難を考えると、重度障害者雇用の必要があると舵をきった。
350人の障害のある社員のうち、視覚障害者は4月採用予定者を含め10人。職種はヘルスキーパーでこれからマッサージルームをつくり、そこで勤務してもらう予定だ。昨年アスリート採用で視覚障害者を採用し、どんな事務作業ができるか、スクリーンリーダーを用いた事務作業を試験的に実施し、議事録作成等ある程度の事務作業もできることも実感できたという。
小谷氏は、「職場に障害者が1人はいることで、化学変化をもたらす」と言って採用を奨励し、将来的にも障害者と共に働く環境をつくっていきたいと話した。
第3部のディスカッションでは、視覚障害者の多くが事務職を希望している現状と、企業側の本音を聞いた。
矢野氏は、一般的な事務職のみではなく、当院のように視覚障害者の特性を活かした事務職やその他職務ができると良い。職員は進行性の病気なので、見え方が変わった時はまた仕事を検討することが課題だという。
木村氏は、ITシステムが障害のない人用に構築されているので、障害者にとってはシステム対応を改善するという課題がある。また、個人情報を取り扱う会社なので、社内では社員以外の同行者との移動はできないと述べた。
鶴氏は、健康状態が悪化あるいは不安定では、仕事に穴が開く不安があるので仕事を依頼できない。また仕事の割り振りの問題、何処まで設備投資ができるかという課題があると指摘した。
小谷氏は、知的や精神障害では採用前採用後も手厚い支援体制が整っている。視覚障害者の場合は、その点どうなのか?と質問。音声ガイド付きエレベータの導入といった設備投資の問題、スクリーンリーダーが発達しているものの、セキュリティ上社内LANにアクセスできない問題が、共に働く中で課題として見えてきた。システム投資に資金をかけられるかと言えば、現状では考えられない。一人でできる仕事に限られると述べた。
これに対して、フロアーから、確かに社内LANは音声読み上げに対応していない部分もあるが、徐々にではあるもののマイクロソフトやスクリーンリーダー開発会社が対応できるよう努力している。近い将来、読み上げ可能になるので、初めからできないと諦めるのではなく、視覚障害者を採用した際に専門機関に相談していただきたいとの要望があがった。
日本盲人職能開発センターの坂田光子氏は、同センターの取り組みとして就職前、就職後の定着支援も行っていると述べ、このような視覚障害者の就労支援施設は大都市に集中している現状を話し、「作業、支援機器等の相談がありましたら、私どもで引き受けます」と答えた。
初瀬氏は、確かに他の障害者は社内LANを問題なく使えているのに、視覚障害者を雇用することで社内インフラへの投資の問題が発生するので、事務職はなかなか厳しい。だが、コミュニケーションや語学能力を身につけるといった付加価値をつけるという当事者の頑張りも大事なことだと発言した。熱い議論は終了ぎりぎりまで続いた。(戸塚辰永)
3月3日(金)、東京・中野サンプラザにおいて、株式会社アメディア(望月優社長)による「快速よむべえ」の新製品発表会が開かれた。
「快速よむべえ」とは、視覚障害者が人に頼らず印刷物を読むための音声・拡大表示両用読書機で、2013年に同社から発売された「よむべえスマイル」に続く新製品である。専用スタンドカメラ(幅8.6cm、奥行き7.5cm、高さ26.5cm、重量650g)・専用パソコン(幅17cm、奥行き12.6cm、高さ8.1cm、重量1.3kg)、スピーカー(幅15cm、奥行き4.5cm、高さ6.5cm、重量280g)、専用テンキー、原稿ガイドで構成される。機能は「音声読書機モード」「拡大読書機モード」「USBモード」の三つがあり、従来機にあったCD・DVDの再生機能については備わっていないが、専用パソコンに外付けする形でなら利用が可能である。価格は19万8,000円。3月9日(木)より販売されている。
操作方法は従来機とほぼ同じだが、読み取りにスキャナーではなくカメラを使用することによって、読み取り操作から読み上げ開始までにかかる時間が大幅に短縮された。発表会ではよむべえスマイルと快速よむべえで同時に読み取りを開始させて所要時間を比較する場面があったが、その差は歴然であった。よむべえスマイルが読み上げを開始するまでに約30秒ほどかかっていたのに対し、快速よむべえはほんの数秒。読み取るものにもよるだろうが、「読み取り開始」から「読み取り完了」までほんの一呼吸であった。
望月社長は「印刷物をとりあえずパッと読ませることができる。読み込みができない場合の判断も早い。仕事が立て込んでいて忙しいと、時間がかかるからと読むのが億劫になる書類も多い。快速よむべえは、それがストレスにならないスピードだ」と語った。
スタンドカメラを使っているため、お菓子や惣菜のパッケージなど、立体物に書かれた情報も読み取ることができる。対象物がカメラから10cm以上離れていればよく、従来機はスキャナーの性質上、平たいものしか読み取ることができなかったので、これは大きな変化と言える。ただし、表面がでこぼこしていたり上手く読み取り位置におけなかったりすると、読み取ることは難しそうだ。デモンストレーションでは、個別包装されたチョコレートが入った袋を読み取らせていたが、「チョコレート」「内容量300g」など一部は理解できるものの、聞き取れないものも多かった。また、問題点としては三つ折されたパンフレットなど表面に折り目がついているものは、スキャナーのように押し付けられないため、折り目の部分が浮いてしまい読み取れなくなる。同社はその対策として、アクリル板のようなオプション品を販売する予定だ。
新たに備わった機能として、複数のページを連続して読み取る「連続読み取り」がある。書籍などページ数の多いものを読むのに便利な機能で、カメラがページをめくる動作を認識し、読み取り開始と完了を動作に合わせて自動で行う。よむべえスマイルでも連続読み取り機能はあったが、スキャナーの動く速度に合わせて紙を自身で動かす必要があった。快速よむべえは、ページをめくる速度が速くても遅くても支障はない。ただ、手や紙のちょっとした動きをページめくりの動作と勘違いして、同じページを読み取ってしまう場合もあるが、上手く読み取れたほうのデータを残してあとは削除すればよいので、大きな問題にはならないだろう。
専用パソコンには、ウインドウズ10と同等の能力を有するマイクロソフト社のIOTエンタープライズOSを搭載している。快速よむべえの専用機として開発されているため、本格的なパソコンと全く同じ機能を利用できるわけではないが、ウインドウズ10上で動作する多くのパソコン用ソフトウェア(ワード、エクセルなど)を組み込むことが可能。アメディアは、その対応として、可能な範囲でソフトウェアを追加インストールするオーダーメイド・サービスを有料で提供する予定だ。ちなみに、利用者自身がソフトウェアをインストールすることは、マイクロソフト社との契約上認められていないそうだ。
今回、アメディアは快速よむべえという新製品を発売するが、従来機であるよむべえスマイルも並行して販売する。「それぞれの製品には長短がある」と望月社長はその理由を語った。
快速よむべえは、読み取りのスピードが格段に速くなっている。だがその反面、原稿の置き方や光の加減などによって読み取り精度に差が出てきてしまうのだ。光を遮るものがないため、たとえば西日が強い部屋だと対象物の片側だけが光を受け、正確な読み取りが困難となる。対してよむべえスマイルは、圧倒的な安定感がある。外部環境の影響を受けることなく、誰が使っても同じ精度で原稿を読み取ることができる。また、快速よむべえは機器と機器をつなぐコードも多いため、動作が悪くなったときにどのコードがゆるんでいるのか、間違って配線しているのかがわかりづらい。ユーザーに対する安定性はよむべえスマイルのほうが上である。
発表会の終わり、望月社長は「原稿読み取りのスピードの速さもだが、従来機と比べて、スペースを奪わないことも特徴だ。もちろん使用中は自分の目の前の空間を使うが、使っていないときはそのスペースがまるまる空くので、そこにノートパソコンや点字ディスプレイを置いて作業することができる。一般企業で働く視覚障害者の合理的配慮につながるのではないか」と語った。(菊池惟菜)
本誌2月号の「95%にもチャンスを」では、「(クラウドファンディングで)残り1カ月で416万5,000円を集めないと目標金額に達しない」という悲鳴にも似た原稿が寄せられて心配しておりました。ところが3月号では一転して、「無事目標の800万円以上が集まり、達成したことをお知らせ致します」との思わぬ展開。結局、999万5千円も集まったとのこと、よかったですね。石田由香理さんはこの間、東奔西走しておられましたので、その甲斐があったというものです。母校和歌山盲学校の大先輩や盲界の重鎮など、本誌の読者からのご寄付もあったそうです。ありがとうございました。
国際基督教大学(ICU)が設けている「フレンズ・オブ・ICU賞」は、その年に最も顕著な活躍がみとめられた学生、教職員、同大関係者に贈られる賞です。今年の同賞には、ご存じ石田由香理さんが選ばれました。
ご本人は、「ICU生としてはこれ以上ない名誉で、それを浪人してまで行きたかったICUからいただけて、嬉しすぎます!」とコメントしておられました。石田さんおめでとうございます。
「ジャガイモ日記」とは、不思議な連載タイトルだと思われていた方も多かったのではないでしょうか。今号で宮内亜依さんから説明がありましたが、原産地だったのですね。それにしてもペルーのジャガイモ料理は美味しそうです。本誌2008年4月号まで4年間連載した「ブレーメンの奇妙な雲行き」では、1週間分土曜日にボイルして、冷めたジャガイモを主人公は毎朝冷蔵庫から出して食べていましたが、どえらい違いです。
「続・ニカラグアにおける東洋医学教育」は、今回が最終回となりました。綱川章さんお疲れ様でした。
来月からは、マオイストとの内戦を戦ったネパール陸軍将校の物語「内戦で失明した将校の悲嘆と希望」を3回の短期連載でお届けする予定です。ご期待ください。(福山)
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