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社会福祉法人 東京ヘレン・ケラー協会

点字ジャーナル 2009年12月号

第40巻12号(通巻第475号)
編集人:福山 博、発行人:藤元 節
発行所:(社福)東京ヘレン・ケラー協会(〒169-0072 東京都新宿区大久保3-14-4
電話:03-3200-1310 振替口座:00190-5-173877) 定価:一部700円
編集課 E-mail:tj@thka.jp

はじめに言葉ありき「巻頭ミセラニー」
「新語・流行語大賞」

 「新語・流行語大賞」は、世相を軽妙に映し多くの人々の話題に上ったその年の新語・流行語を選び、それらに関わった人物や団体を顕彰するイベントだ。創始は1984年、2003年から通信教育の「ユーキャン」を冠した。発表(表彰式)は毎年12月1日(土・日の場合は次の平日)。『現代用語の基礎知識』(自由国民社刊)の読者アンケートでノミネートが行われ、選考委員会がトップ10と年間大賞を選定する。
 この師走の風物詩に疑問も提出されている。マイナスイメージの語はノミネートの段階で外される、政治関連の語は世間一般で流行したとはいいがたい、受賞しても翌年には死語となる、最初に使い始めた人物や団体が表彰されるとは限らない等々。ともあれ1年を振り返る手掛かりとしては有益だ。家庭や職場で今年の新語・流行語を考えてみてはいかがだろうか。

目次

日本代表を応援しよう!
  ブラインドサッカーアジア選手権大会開幕
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3
中国の視覚障害者支援に触れて ――
  私の海外インターンシップ体験(長瀧菜摘) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8
やった! アジパラで初ゴール(内田佳) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
15
じっくり耳を傾けることの重要さ ―― コーチング初体験! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
17
期待と不安半々 改正著作権法1月1日から実施 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
20
熱気に溢れた2日間 ―― 点字ビッグイベント開催 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
23
アイダス研修会報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
26
「RISE UP」バリアフリー上映 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
28
自分が変わること:女性ゲリラとの出会い その2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
29
ケララ便り:ケララという場所 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
33
リレーエッセイ:失明して失ったものと得たもの
  ―― 笑顔で1歩前進できますように(木原暁子) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
36
外国語放浪記:カラフルなキャンパス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
40
あなたがいなければ:最初の仕事 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
43
感染症研究:高齢者は肺炎球菌ワクチンを接種したほうがよいのか ・・・・・・・・・・・
47
よりどりみどり風見鶏 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
52
大相撲:幕内優勝賞金1,000万円は安すぎる!? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
55
時代の風:点字付き清酒発売、他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
58
伝言板:パソコンで年賀状を作ろう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
61
編集ログブック ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
63

日本代表を応援しよう!
ブラインドサッカーアジア選手権大会開幕

 いよいよ、日本初のブラインドサッカー国際公式大会である第3回IBSA(国際視覚障害者スポーツ連盟)視覚障害者サッカーアジア選手権大会(ブラインドサッカーアジア選手権)が、東京都調布市のアミノバイタルフィールドで12月17日から20日まで開催される。
 第3回アジア選手権大会を主催するJBFA(日本視覚障害者サッカー協会、釜本美佐子理事長)は、アミノバイタルフィールドの満席1,500人を目指してポスタービラを6万枚用意し、Jリーグやブラインドサッカーの試合前のビラまき、大会開催地の多摩地区の小・中学校でのブラインドサッカーの紹介イベントの開催、マスコミ等でのアジア選手権大会のPR活動を行っている。
 大会参加国は、中国、イラン、日本、韓国、マレーシアの5カ国。JBFA副理事長の石井宏幸さんは、「アジアのナンバーワンを決める大会ですし、またこの地域でのブラインドサッカーの普及を図るためにもいい大会になりそうです」と話す。なお、今回のアジア選手権大会は、来年(2010)イギリス・ヘレフォードで行われる第5回ブラインドサッカー世界選手権大会の予選を兼ねている。
 日本は、2005年の第1回アジア選手権大会に優勝し、2006年第4回世界選手権アルゼンチン大会に出場した。それまでマイナーであったブラインドサッカーのプレーヤーは、現在およそ300人に拡大、選手層も厚みを増している。JBFAは代表選考合宿を重ね、日本代表選手10名を9月2日に発表。そのうち、半数以上が2008年パラリンピック北京大会の予選であった第2回アジア選手権大会経験者だ。中国に引き分け、出場権をかけて韓国と対戦した日本はPKを決められ惜敗。2位以内に入ることができなかった日本は、パラリンピックへの出場を逃してしまった。
 「今度こそという思いで選手たちは燃えています」と石井さん。これまで選手は毎月1回代表合宿を行うほか、週に1〜2回仕事の後に有志で集まってトレーニングを重ねてきた。その他、各人で10〜15kmのランニングやエアロバイク、筋力トレーニングなど基礎体力を強化して本番に備えている。
 日本代表メンバーを紹介しよう。攻撃の中心は若手で伸び盛りのFW加藤健人(けんと)選手24歳。高校生まで晴眼のサッカー選手として活躍していた同氏は、ブラインドサッカーの経験こそ短いが、リーグ戦でゴールを量産しているので、アジア選手権大会でも大いに活躍することだろう。加藤選手と同じポジションの佐々木康裕(やすひろ)選手は独特なリズムのドリブルが武器、きっとゴールネットを揺らすことだろう。続いて、攻撃的MFでキャプテンの黒田智成(ともなり)選手。彼は、唯一すべての国際試合に日本代表として出場経験のある“ミスターブラインドサッカー”というべきプレーヤーだ。彼の豊富な経験と冷静な判断はチームには欠かせない。守備的MFで初選出の田中章仁(あきひと)選手は、相手の攻撃の芽を摘む、タフでクレバーな動きが特徴。同じ守備的MFの福本大輔選手も同様に敵の攻撃の芽を摘むタフな選手で、国際試合の経験も多くチームには欠かせない燻銀のような存在だ。DFの三原健郎(けんろう)選手は、キャプテンとして出場する予定であった韓国での前回アジア選手権大会では直前に骨折し、出場することなく帰国、とても悔しい思いをした。彼の大会にかける情熱は、誰よりも強いはずだ。そして、鉄人DFの葭原滋男(よしはら・しげお)選手47歳。彼はパラリンピックの自転車と陸上競技で金メダルを含む4個のメダルを獲得してきたアスリートだ。ゴールキーパーは晴眼者のポジションであるが、これまで2名の枠に2名しか応募がなく、競争もない状態だった。しかし、今大会には複数名の応募があり、「かなり熾烈なポジション争いの末に佐藤大介選手と安部尚哉(あべ・なおや)選手の2名に絞りました。ゴールキーパーのストイックな気持ちがフィールドプレーヤーにも伝わってよい意味の緊張感がチーム全体に生まれたことは、とてもよかったです」と石井さんは満足そうだ。
 トリは、ムードメーカーの守備的MFの落合啓士(ひろし)選手。実は落合選手と筆者は盲学校理療科のクラスメート。そうしたこともあって、ヘルスキーパーの仕事を終えた後の彼に電話した。2005年の第1回アジア選手権大会を除いて日本代表に選出され続けてきた彼は、「ピッチの外では少しおとなしい感じがしますが、いざピッチに入れば互いに声を掛け合っていいところは褒め合い、しめるところは厳しくしめるといったメリハリがあり、今の雰囲気はとてもいい状態です」とチームを分析。アジア選手権大会の目標を訪ねると、「もちろん優勝です。最低でも決勝に進出して来年の世界選手権大会の出場権とされる2位以内になることです」と力強く語ってくれた。
 個人としては、「まず、攻守の要になることが僕の役割です。攻撃面では、ゴールにつながるアシストを、そしてチャンスがあればゴールも狙いたいと思っています。また、守備では点を取られないように、普段通り自分のプレーをやるだけです」と淡々と語ってくれた。好きなお酒も断って、帰宅後毎日家でエアロバイクと筋トレを欠かさず、体を鍛え上げている。彼の勇姿を会場で観戦することを約束して電話を切った。
 日本代表を率いるのは風祭喜一(きいち)監督55歳。同監督は2005年の第1回アジア選手権大会から代表の指揮を執っている。非常に明るく人情味のある人物だが、試合では「何やってるんだよ、しっかりしろ!」と熱い檄を飛ばす。普段は兵庫県西宮市で養護学校の教員として勤務しているが、時間の許す限り代表合宿に駆けつける。桝岡良啓(よしひろ)コーチはブラインドサッカーと出会ったことで養護学校の教員から盲学校へ転任した。また、魚住稿(うおずみ・こう)コーチは、伊豆諸島・三宅島から金曜の夜に船に乗り、土曜日にブラインドサッカーを指導し、日曜に島へ帰る強者。それだけブラインドサッカーには人を夢中にさせる魅力が潜んでいるのだろう。
 大会の見所は「やはり2008年のパラリンピックで銀メダルを獲得した中国がどこまで仕上がっているか、まずグループ分けでどうなるか、そして中国と対戦したチームがどういう結果を出すかがアジアのレベルを計る上でも注目されます」と石井さん。過去、日本は中国に引き分けていい勝負をしてきた。中国が優勝候補の本命、日本をはじめ韓国、イランがどこまで立ち向かっていけるか。もう1つの見所は日本対韓国。前回のアジア選手権大会では韓国に敗れ、日本はパラリンピックへの出場を逃した。
 「中国、韓国、日本が戦力的に拮抗していますが、ダークホースとしてイランも侮れません」。イランも中国同様国がチームを強化・支援している。「イランと対戦した日本人プレーヤーは相手は足が長くて体を寄せられて簡単にボールを奪い取っていくと話していたので、非常にやりにくい相手だと思います」と石井さんは警戒する。
 日本は組織力はもちろんだが、点を取れるチームを目指して強化している。加藤、黒田、佐々木3選手の爆発が日本躍進の鍵になるだろう。
 アジア選手権大会は、入場無料。チケットは、ブラインドサッカーアジア選手権2009公式ウェブサイト(http://asia2009.b-soccer.jp/index.html)から入手できる。
 日本がアジア王者になる姿をその耳で味わおう!(戸塚辰永)

熱気に溢れた2日間 ―― 点字ビッグイベント開催

 今年は6点点字を考案したルイ・ブライユの生誕200年と、その点字を日本語に翻案した石川倉次の生誕150年を祝うイベントが、国内外を問わず各地で行われた。その中でも日本最大の催しは、10月31日・11月1日の2日間、東京・新宿の戸山サンライズで開催された「点字ビッグイベント」であろう。主催は日本盲人福祉委員会・日本点字委員会、後援は厚生労働省・文部科学省・全視情協など。国内での点字の普及啓発だけでなく、発展途上国の点字普及支援も目的に、記念講演、作文コンクール、点字競技会、点字資料展、記念式典、海外支援品贈呈など、盛りだくさんの内容となった。
 1日目は、点字競技会(聞き書き・写し書き)の後に、日本点字委員会阿佐博顧問による記念講演「ルイ・ブライユと石川倉次」が行われた。同氏はまず「文字がなければ組織的な教育ができず、社会的な地位も低くなる」と点字のもつ意義を説いた。そしてルイ・ブライユの生い立ちを紹介し、今や全世界に広まった6点点字をわずか15歳で作り上げた才能を讃えた。次いで、同氏は石川倉次と3度会ったというエピソードを紹介。「天才ではないけれど熱心な先生であった」と語り、石川倉次が6点点字を日本語に翻案するまでの試行錯誤の歴史を解説した。最後にその石川倉次の演説から「点字が視覚障害者のあかりとなり、目明き以上の功績を我が文化に建てられる人が出てほしい」という一節を紹介し講演を締めた。
 2日目は、点字競技会(速読み)の後、メインイベント「記念式典」が行われ、関係する団体の代表らが一堂に会した。式典には主催者など関係者を含めて総勢約300人が集まり、あいさつに立った点字ビッグイベント笹川吉彦実行委員長は「唯一の失敗は会場の選択だった」と満員御礼の来客に喜びもひとしおであった。
 続いて作文コンクールと点字競技会の表彰と実演が行われた。作文コンクールは、全国の小学生から募集した作文181編の中から、盲学校の部は伊藤美穂さん(県立山形盲学校)が、普通校の部は出井有名(ありな)さん(岩見沢市立幌向(ほろむい)小学校)が最優秀賞に選ばれた。
 点字競技会は、聞き書き・写し書き・速読みの3部門に47人が挑戦し、愛媛県の神野一志(じんの・かずし)さんが総合最優秀賞に輝いた。実演では、伊藤さんら本人による受賞作品の朗読が行われると会場からは惜しみない拍手が贈られ、点字競技会速読みの部1位京都府の藤原健二さんが1分間で点字用紙ほぼ2ページ分を読破すると会場からは感嘆の声が漏れた。
 また、海外支援国への目録贈呈も行われ、臨席した駐日カメルーン大使館1等書記官が代表して目録を受け取った。支援対象国は、ベナン共和国・カンボジア・チャド・ガーナなど20カ国におよび、1カ国あたり、点字器100台・点字用紙1万枚・点字付絵本10冊などが贈られた。
 続いて行われた作家・藤本義一氏による記念講演「表現の深さ」では、同氏は自身の半生を振り返りながら、55年の文筆業でもいまだに掴めないという表現の奥深さ・面白さを語り、最後に受賞者に向けて「受賞を1つの指針として今後の人生を歩んでほしい」とエールを贈った。
 両日別室では点字資料展「日本語は一つ、文字は二つ ―― 指でたどる真・善・美の美しさ ―― 」が開催され、関係施設から集められた資料40点余りが陳列された。中でも阿佐氏の講演にも紹介された石川倉次の演説を収録したCDは来場者の多くが熱心に聞き入っていた。これは筑波大学附属盲学校に保管されていた銅板のレコードを起こしたもので、1937年当時78歳の石川倉次の肉声だという。また、むすび文字・通心玉(つうしんだま)・凸字の教科書など点字以前の文字の貴重な資料や、外国の点字版やアジアの点字を紹介したコーナーも設置。そのほか文字読み取り装置オプタコンの体験コーナーもあり、「まだ現役で動くのか」と懐かしむ人などで賑わった。
 好天に恵まれた両日、遠方からも多くの人が訪れ、イベントを通し改めて「点字」を再考する良い機会となったのではないかと思う。しかし、これだけに終わらず、点字の普及・啓発を進めるためには継続的にアクションを起こしていかなければならないだろう。(小川百合子)

■ 編集ログブック ■

 都立文京盲学校教諭、日本点字図書館副館長・常務理事、国際視覚障害者援護協会理事長などを歴任された直居鐵先生(83歳)が、2009年秋の叙勲で旭日双光章の栄に浴されました。先生には長年、小誌『点字ジャーナル』の編集委員や、ヘレンケラー・サリバン賞の選考委員長等もお願いしてきましたので、当協会とも縁の深い方です。直居先生の受章を、こころよりお慶び申し上げます。
 12月23日(祝)、JR「浅草橋駅」東口徒歩5分の東商センターにて、今年もアメディアフェアが開催されます。記念講演は、ご存じ盲聾の東京大学教授福島智先生です。当協会も出展しますので、ぜひ、お運びください。“こんなものがほしかった!きっと見つかるアメディアフェア”、詳しくは(株)アメディア(03-5286-7511)へ。
 本号の「自分が変わること」の余白に、著者の近著『翻弄者』を紹介しましたが、同書の帯には、作家・塩野七生さんの次のような素敵なメッセージがあります。「藤原さんのこの著作は、バグダッドの、ケープタウンの、そしてキューバの、そこに生きる人々の『低き声』に耳を傾けることでできた作品です。まるで、人々の本当の想いは低い声にしか現れないと、言いたいかのように」。
 堀内佳美さんの今回の「ケララ便り」を読んで、思わず膝を打ちました。一昨年(2007)の10月末、私はネパールのインド国境に近いある中級ホテルに宿泊しており、夜の7時過ぎにプールで泳ぎました。すると続々と色の浅黒い人々がプールサイドに集まり、ガーデンチェアを持ち出して、ついには十数人が、横一列に並んだのです。私は泳ぎながら、何が始まるのだろうと興味津々でした。そして、しばらくたってから、面白い見せ物は、自分らしいと気づき慌てました。しかも、泳ぎ終わるまで20〜30分、彼らはまったく無口でしかも熱心に観察していたのです。この日の宿泊客は、私以外、全員インド人だと聞いたので、後日私の知り合いのネパール人にこの話をしました。すると、「そんなインド人がいるはずない」と、誰もに断言されました。確かにそれまで私たちが知るインド人は、饒舌と相場が決まっており、「無口なインド人とは形容矛盾」とまで思われていたのでした。(福山)

訂正とお詫び

 先月号(2009年11月号)掲載の「雇用連結成30周年記念の集いに参加して」の記事中、「田中会長の時代には、入社してから5年間という期間制限のあった職場介助者(ヒューマンアシスタンス)制度を、入社後15年まで延長させることに成功しました」との記述がありますが、「5年間」は「10年間」の誤りでした。お詫びして訂正致しますと共に、ご指摘くださいました読者にはこの場を借りて御礼申し上げます。(編集部)

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