東京ヘレン・ケラー協会会報 青い鳥 第8号 2006年6月12日発行 発行人:藤元節 編集:広報委員会 社会福祉法人 東京ヘレン・ケラー協会 〒169-0072 東京都新宿区大久保3-14-20 本部、ヘレン・ケラー学院 電話 03(3200)0525  FAX 03(3200)0608 点字図書館 電話 03(3200)0987 FAX 03(3200)0982 点字出版所・盲人用具センター・海外盲人交流事業事務局 〒169-0072 東京都新宿区大久保3-14-4 電話 03(3200)1310 FAX 03(3200)2582 インデックス: 協会の決算・予算 ・・・・・・ 2 音コンでダブル受賞 ・・・・・・ 3 コラム「窓」 ・・・・・・ 3 春のグッズフェア開催 ・・・・・・ 4 「協調」と「挑戦」キーワードに   理事長再任に当たって  藤元 節 「大変な時期に引き受けましたね」。この世界の大先輩に、こう言われたのは昨年4月のこと。任期半ばで堀込藤一前理事長から後を託されたときでした。  この1年、法人の収支をめぐる環境は、さらに悪化しました。それでも6月12日から始まる新たな理事長の任期をお引き受けしました。3月の理事会で承認された点字出版所の経営改善策を実らせ、いま一つの課題、ヘレン・ケラー学院を蘇らすための道筋をつけたいと考えたからです。  点字出版所については業界の構造的問題なので「協調」をキーワードに前進するのが第一と考え行動を始めました。ヘレン・ケラー学院の方は「就労移行支援事業」の展開も含め「挑戦」がキーワードです。  「障害者自立支援法」が10月に実施に移ることは、新規事業を目指す者にとってチャンスだと思います。私の任期は2年。この間に何としても協会再生のメドをつけ、バトンタッチする所存ですので、ご指導、ご支援をお願いいたします。 ★東京ヘレン・ケラー協会人事  5月24日の理事会で評議員、評議員会で理事、監事、6月12日の理事会で理事長の各改選を行い、次の通り決定した。任期は6月12日から2年間。  理事長 藤元節▽理事 佐藤次朗、鈴木可人、三浦拓也、森野亮一、石原尚樹(以上兼評議員)▽監事 久野三千夫、多久島耕治▽評議員 町田英一、苅安達男、川田孝子、中井謹次郎、野村寛、愛宕洋志、迫修一▽退任 評議員 千葉一郎  竹内恒之理事兼点字出版所長が3月22日付で辞任、同23日付で藤元理事長が点字出版所長兼務となった。7月1日付で理事長の兼務を解き、毎日新聞社から出向で迫修一氏を点字出版所長として迎えることが、5月24日の理事会で承認された。 御子柴元理事長を悼む 協会の理事として37年にわたりご尽力くださった御子柴博見先生が、昨年11月24日、死去された。  この間、平成7年1月から1年有余、理事長として桜井理事長亡きあとの混迷を乗り切り、堀込藤一前理事長に引き継がれた。ここ数年は脚をいためて理事会は「書面出席」だったが、さまざまな問題に電話で的確な指示をいただいた。ひたすら感謝し、ご冥福をお祈りするばかりである。(藤元) 協会リーフレットを一新  従来配布していた協会リーフレットが古くなり、残部数も少なくなったのを機会に、このほど内容や写真を一新したリーフレットを作成した。  四つ折り観音開きのスタイルはこれまで通りだが、緑色を基調にしてデザインされていた従来のものに変わり、新版はスカイブルーがベースになっている。デザインは著名デザイナーの斉藤茂男氏。おしゃれなリーフレットは6月中旬から順次各施設で活用される。 ◇公式ロゴマーク決まる  「青い鳥」のシンボルマークがが定着している当協会に、新しいロゴが加わった。斉藤茂男氏から提供された英語バージョン=図=で、これを公式のロゴとして、出版物や印刷媒体などに組み込み、「東京ヘレン・ケラー協会」の名称を国内外でアピールしていく。 12人の新入生迎え入学式 ヘレン・ケラー学院  ヘレン・ケラー学院の平成18年度入学式・第1学期始業式は4月7日、3階ホールで行われた。5年課程7人、3年課程5人の新入生を迎え、生徒総数は43人となった。  5年課程の我謝千穂さんが新入生を代表して「先生方の教えを大切にし、諸先輩にお力添えいただき、互いに助け合い、励まし合って前進したい」と誓いの言葉を述べた。藤元学院長は「今年度から『単位制』を本格実施するので、心してほしい。また実技は国試の対象外だが、自立には欠かせない。しっかり腕を磨いてほしい」と挨拶した。続いて新任の木村愛子、天野暁子両先生が紹介された。 「蛍の光」・・・11人巣立つ  ヘレン・ケラー学院は3月15日、平成17年度卒業式・第3学期終業式を3階ホールで挙行した。  3年課程10人、5年課程1人に卒業証書、3年課程の3人に修了証書が授与されたあと、植田員弘さん、坂田和民さん、塚村文昭さん(1年)、寺下貴治さん(2年)、鳴海勇人さん、水野征男さん(3年)の6人に優等賞、山崎史雄さん(3年)に同窓会会長賞が贈られた。  藤元学院長が「今日を迎えることができたのは、みなさんが雨の日も風の日も努力した賜物だが、それを支えてくれた人のことも忘れないように」と式辞を述べた。続いて東京都の太田敏子在宅福祉課長ら、ご来賓の祝辞をいただき、寺下学友会長の送辞、山崎前学友会長の答辞があり、「蛍の光」の合唱で式を閉じた。 平成17年度事業報告と決算 〔経営、新館建設両委員会の発足〕 協会を挙げて経営改善と取り組むため、12月1日付で8人の幹部職員を委員とする経営委員会を設置した。また、地下鉄13号線の開通をにらんだ再開発を検討するため、同日付で6人を委員とする新館建設委員会を発足させた。経営委員会は施設のカベを越えて新規事業、要員配置などを検討し、施設ごとの中期的な改善策をまとめることを確認、新館建設委員会は建て替えのデータ収集に当たることになった。 〔ガイド・ヘルパー養成研修事業〕 2年目を迎え、東京都視覚障害者生活支援センターの協力を得て7月、10月、3月の3回(各土日の4日間)実施した。前年の試行で好評を博した実技重視のカリキュラムをさらに充実させた結果、各回とも定員を上回る応募があり、計74人(初回から通算4回で98人)がガイド・ヘルパーの資格を得た。 〔ヘレン・ケラー学院〕  新入生は5年課程10人、3年課程12人で生徒総数は48人(前年度54人)。病気などで6人が中途退学し、1人が家庭の事情で自主退学した。18年2月の第14回国家試験では、あマ指師に現役9人(合格率69%)、は・き師に現役7人(同64%)が合格した。 〔点字図書館〕  新たな試みとして「サポートグッズフェア」を秋春の2回実施、初回の9月16日は約70人、2回目の3月7日は約170人が訪れた。図書だけでなく、視覚障害者が必要とする各種情報を提供する施設への一歩をしるした。8月24日に実施した2回目の「夏休み1日施設公開」は、学院生による無料マッサージ体験コーナーの参加、点訳ボランティア4グループ協力によるイベント実現など協会全体の行事に発展する気配となった。 〔点字出版所〕  予定外の総選挙が入ったが、競争入札激化による単価低落という構造的不振に対応できず、収支は赤字に終わった。点字図書は「演歌’05」「ポップス’05」など12タイトルを発行した。教科書関係は文部科学省著作盲学校小学部用「算数」など、自治体委託の「点字広報」「声の広報」のほか民間委託の各種マニュアルの点字版・録音版を製作した。選挙関係は都議選、衆議院議員総選挙、首長選挙などの「点字ジャーナル号外 選挙のお知らせ」や「候補者氏名等一覧」を製作・配布に当たった。月刊誌「点字ジャーナル」、生活情報点字雑誌「ライト&ライフ」を発行した。丸紅基金の助成により録音課にデイジー図書製作のためのCD複製機(デュプリケーター)を導入した。 〔盲人用具センター〕  「感光器」を完売し、新年度発売の「デジタル感光器」の開発を終えた。CDポータブルレコーダーの「プレクストーク」の売れ行きは好調、「点字練習帳」も点訳ボランティア及び学生を中心に順調に売れた。 〔海外盲人交流事業〕  本年度から毎日新聞東京社会事業団の寄託によるネパール視覚障害児奨学金事業を、ネパール盲人福祉協会(NAWB)を通じてネパール各地の統合教育校7校で47人の視覚障害児を対象に開始した。また、前年度に引き続き、NAWBを側面支援する形で点字教科書発行等の事業を実施した。事業が効率よく進んでいるかどうかを確認するため、比較的治安が安定した7月21日〜8月1日の間、福山博事務局長をネパールに派遣した。その結果、事業は順調に進んでいることが確かめられた。 平成17年度収支決算 (単位:円) 会計区分 収入額 支出額 繰越額  本部会計 4,615,766 2,864,271 1,751,495 (施設会計) 点字図書館 40,145,112 39,229,504 915,608 点字出版所 228,251,583 230,329,626 △2,078,043 (特別会計) ガイドヘルパー養成事業 2,713,752 2,713,752 0 ヘレン・ケラー学院 55,133,218 54,749,309 383,909 盲人用具センター 6,276,607 6,081,703 194,904 海外盲人交流事業 2,454,567 2,284,943 169,624 総合収支 339,590,605 338,253,108 1,337,497 平成18年度事業計画と予算  障害者自立支援法の施行を機会に協会の再生と新たな発展を図るため、就労移行支援事業、情報・生活支援事業並びにガイドヘルパー派遣による視覚障害者移動支援事業の3事業参入の道をさぐる。  ヘレン・ケラー学院は国試合格率の向上と教育内容の充実を図るため教育環境の整備とカリキュラムの検討、点字図書館はデジタル化対応の促進とサポートグッズフェアの拡充、点字出版所は民間の顧客拡大と組織体制の大胆な見直しを、それぞれ重点施策として事業を展開する。 平成18年度予算(単位:千円) 会計区分 予算額 前年度額 差引増減 本部会計 2,910 4,540 △1,630 (施設会計) 点字図書館 40,598 39,606 992 点字出版所 194,530 229,400 △34,870 (特別会計) ガイドヘルパー養成事業 2,960 2,700 260 ヘレン・ケラー学院 53,167 55,182 △2,015 盲人用具センター 8,000 5,500 2,500 海外盲人交流事業 2,620 2,450 170 総合収支 304,785 339,378 △34,593 「ヘレンケラー・サリバン賞」の候補者募集  東京ヘレン・ケラー協会は、視覚障害者の福祉・教育・文化・スポーツなど各分野に功績のあった晴眼者にお贈りする平成18年度「ヘレンケラー・サリバン賞」候補者の推薦を受け付けています。  この賞は晴眼者の献身的な行為と精神に対し、視覚障害者の立場から感謝の意を表するとの趣旨で当協会が平成5年度に創設、今年度で14回目となります。同賞の名称は、ヘレン・ケラー女史と同女史を生涯支え続けたアン・サリバン女史の名に由来します。  選考は視覚障害者によって推薦された候補者の中から、当協会委嘱による視覚障害者の選考委員会によって、検討・決定します。  締め切りは2006年6月末(必着)。候補者の推薦書をご希望の方は、当協会「ヘレンケラー・サリバン賞事務局」(電話03-3200-1310)までご請求下さい。 ◆第55回ヘレン・ケラー記念音コン◆ 堀内友貴さん(京都府立盲)がダブル受賞   彩り添えた和波孝@氏の記念演奏  初めてJTと共催の形を取った第17回JTシチズンシップ・イベント「第55回ヘレン・ケラー記念音楽コンクール」は11月23日、東京都港区のJTアートホールアフィニスで開催され、器楽、声楽2部門に1都1府9県から計55人が参加した。  ピアノの部は過去最多の22人、弦楽器の部はヴァイオリンの3人、その他の楽器の部ではフルートの2人、また声楽部門では独唱6人、合唱1団体が日頃の練習の成果を披露した。中でも独唱2部で1位になった堀内友貴さんは、弦楽器の部でもヴァイオリンで奨励賞を獲得、ダブル受賞に輝いた=写真。「最も感銘を与えた演奏・歌唱」に贈られるヘレン・ケラー賞は該当なしに終わった。  今回は55回の節目のため、審査に当たった国際的なヴァイオリニスト、和波孝A氏と奥様のピアニスト、土屋美寧子さんが特別演奏、素晴らしい音色でコンクールに彩りをそえた。審査員は和波氏のほか音楽評論家の岩井宏之、藤田由之両氏と鍵盤楽器演奏家の武久源造氏。  入賞は次の通り(敬称略)。 【ピアノの部】 1位・越崎沙絵(八王子盲・小5)、2位・近山朱里(新潟盲・小6)、3位・小岩井亜樹(青梅市立第二中・1)、奨励賞・吉岡千尋(京都府立盲舞鶴分校・小2)、藤縄佑樹(富山県立盲・小6)、松山実紗子(筑波大附属盲・高2) 【弦楽器の部】 1位・荒木温子(筑波大附属盲・高2)、2位・稲葉涼(名古屋盲・中3)、3位・該当なし、奨励賞・堀内友貴(京都府立盲・高2) 【その他の楽器の部】 1、2、3位該当なし、奨励賞・岩本謙司(放送大・4) 【独唱2部】 1位・堀内友貴(京都府立盲・高2)、2位・該当なし、3位・高山ちひろ(筑波大附属盲・高3) 【重唱・合唱の部】 1、2、3位該当なし、奨励賞・ヘレン・ケラー学院 今年の音コンは11月25日  JTシチズンシップ・イベント「第56回ヘレン・ケラー記念音楽コンクール」は、下記の通り開催します。今回から勤労感謝の日のある週の土曜日に行います。盲学校だけでなく普通学級や大学に通う視覚障害児・者まで広く参加をお待ちしています。  ※11月25日(土)午前10時から東京都港区虎ノ門のJTアートホール アフィニスで開催を予定。参加申し込みは10月2日(消印有効)まで。一般の皆様のご招待については後日、協会のホームページに掲載します。 窓  編集長をしている生活情報誌『ライト&ライフ』で、私は「お気に入りに追加」という連載を執筆している。本年6月15日号では、ある有名なハム&ソーセージ職人のソーセージを取り上げた。  その人は、本場ドイツで修業し、マイスター資格を取得したことを売りにしている。ホームページを読んで驚いた。店舗併設のレストランのメニューに、「ザワークラフト」とあるではないか。正しくは、「ザワークラウト(Sauerkraut)」で、キャベツの酢漬けのことだ。この人、本当にドイツで修業したのだろうか、マイスター資格を持っているのだろうか。ホームページや印刷されたチラシには、他にも誤字・脱字がかなりある。  この業界の週刊誌『点字毎日』では、最近次のような誤りがあった。点字版第4289号では、「群馬県の長瀞」(正しくは、埼玉県)、「シユモクザメ」(正しくは、シュモクザメ)(第4290号で〈訂正〉あり)。また、点字版第4291号には、「阪神電気軌道」(正しくは、阪神電気鉄道)、「日本<にほん>郵政公社」(正しくは、日本<にっぽん>郵政公社)。  そして、ついに誤字が私の身にも降りかかってきた。先だって『点字毎日』の記事の中で、拙著『点字練習帳』を紹介していただいたが、活字版で私の名前が醇也と誤って表記されていた(『点字毎日』活字版第409号)。私をよく知る同僚は、漢字の意味からして醇の方がむしろ適切ではないかと言い出す始末。余談ながら私のペンネームは夢酒<ムッシュ>タナベ、愛称はJUN2。  誤字・脱字はそれら自体の誤りにとどまらず、内容の信頼性をも揺るがしかねない。『ライト&ライフ』が購読者に信頼される雑誌たらんと日々精進していきたい。 (点字出版所編集課・田辺淳也) 奨学金年間2万円って? ネパールと日本の物価比較  「ネパール視覚障害児奨学金事業」が、1年を経過しました。本紙前号でお知らせしましたように、これは毎日新聞東京社会事業団から向こう5年間にわたり寄託される年間100万円のうち10万円をネパール盲人福祉協会(NAWB)の事務経費とし、残りの90万円で、ネパール全土7校にまたがる視覚障害児47人の1年間の教材費・生活費(食費、被服費等)をまかなう事業です。  ということは、1人あたりの奨学金は年間約19,150円になり、これで、夏休み等を除いて、実質10カ月の食費等に充てるわけですから、「日本人の感覚ではまったくピンとこない」という声も聞きます。そこで、以下にネパール(首都カトマンズ)と日本(東京)の物価を比較してみました。 カトマンズ(KTM)と東京の市場価格   ネパールルピー(Rs.) = \1.63  品名、単位、KTM(円)、東京(円)、東京/KTMの順 高級米 1kg 60円 488円 約8倍 小麦粉 1kg 41円 178円 約4倍 砂糖 1kg 65円 228円 約3.5倍 トマト 1kg 49円 640円 約13倍 玉ねぎ 1kg 29円 283円 約10倍 ぶどう 200g 21円 199円 約9.5倍 バナナ 12本 41円 564円 約14倍 卵 1個 5円 25円 5倍 山羊肉 1kg 489円 1,350円 約3倍 鶏肉 1kg 114円 800円 7倍 ビール 650ml 155円 335円 約2倍 ネパール定食(※) 1人前 75円 1800円 約24倍 (※):ネパール定食とは「ダル・バート・タルカリ」という白飯(バート)に豆スープ(ダル)と野菜(タルカリ)のカレー煮がついたネパールの国民食のことで、町の定食屋ではこれが食べ放題で30ルピー(約49円)です。ただ、これに山羊肉カレー煮の小皿が付くと50ルピー(約81円)と高騰します。ネパールの食事は基本的に1日2回で、一般庶民は、1カ月に1回肉が食べられたら、余裕のある生活といえるでしょう。ちなみに非熟練肉体労働者の1日の日当は120円くらいです。 (福山) 「もっと便利に、もっとやさしく」   第2回サポートグッズフェア・2006春  視覚障害者のためのさまざまな機器類や用具を一堂に集めた「サポートグッズフェア2006春」(東京ヘレン・ケラー協会点字図書館主催)が、3月7日午後1時から協会3階ホールで開かれ150人を超す来場者でにぎわった=写真。   今回は昨年9月に続く2回目の開催で、日頃触れることの少ない視覚障害者用機器類を直接手にとってもらい、生活に役立ててもらおうと企画している。  出展企業は前回より3社増え9社に。これに当協会盲人用具センターも加わり、10社が話題の新製品や最新機器、便利グッズなど多彩な展示物をホールに並べた。  今回の特徴はパソコン関連の機器やソフトの紹介に各社とも力を入れていたこと。「もっと便利に、もっとやさしく」を求めてさまざまな工夫が凝らされており、訪れた人たちは各社のブースで製品を手に取り、熱心に説明を聞いていた。  さらに弱視の人たちのためにマンツーマンで最適なレンズの選び方をアドバイスする新コーナーも設けた。 ★サポートグッズフェア協賛出展企業★ アイネット(株)、(株)アサクラメガネ、(株)アメディア、ドコモ・サポート(株)、KGS(株)、シナノケンシ(株)、(株)大活字、NEC(株)、(株)ラビット、東京ヘレン・ケラー協会盲人用具センター “視覚障害者と共に” 社会福祉法人東京ヘレン・ケラー協会 ホームページもご覧ください。http://www.thka.jp